林光寺開基
一、林光寺開基
寺伝『華輪山林光寺 本堂建立講演書畫会芳名名簿』によると、文永2年(1265年)、水戸城城下、千波湖の北(旧:水戸城下上市寺町)に浄了が開基したのが始まりです。浄了は鎌倉の士人筑後入道尊念の子孫であり、この地に移り住んでおりました。浄土真宗本願寺第2世如信上人が、常陸の国を周遊された折、浄了は法教に帰しました。その際に如信上人より、名を如實と授かりました。
二、水戸酒門へ移転
寛文10年(1670年)に、水戸藩二代藩主徳川光圀公により、三畝二十三歩余り(約255.9㎡)を賜り、現在の地(現:水戸市酒門町)に移りました。